まちの構造屋さん

建築設計、おもに構造設計についての備忘録など。 ご意見・ご質問などコメントお待ちしております ♪(ページ右上にあります)

RC 診断・補強

既存壁と増設壁が連続する場合の壁耐力

投稿日:2017年11月7日 更新日:

既存壁と増設壁が連続する場合の壁耐力の考え方が、2017年版のRC改修指針に記載されていますよね。

 

ここで、既存壁単独のせん断耐力が必要なのですが、どうやって求めるか、考えてみました。

①増設壁を含めてRC診断2001で診断。連続する壁のQuが求まる。

②SS3で増設壁を削除し、そのまま診断。既存壁単独のQuが求まる。(この時、付加軸力の更新をしないで診断を回せば、増設壁がついた状態での付加軸力を考慮できることになりますね。)

③別途、既存壁と増設壁が連続する場合のQuを算出する。(既存壁の耐力は②を用いる)

④ ①と③のQuの小さい方をせん断耐力に採用する。

 

これでOKですかね。

他にも方法はあるかと思いますが、私が思いついた手順はこれです^^

ご参考まで。

 

0





-RC, 診断・補強

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

天井の耐震化

音楽ホールなどの複雑で重量のある天井耐震化のキーワード ・準構造化 ・設計用震度の設定 ・天井ボードと下地鉄骨の接合部は、ボルト留めなどとし、揺れないように剛性を持たせる。  「アングルクランプ」が便 …

no image

RC小梁設計の時の注意点

最近S造の物件ばかりが続いていたのですが、久々にRC造をやってます。 小梁設計のときに見落としがちなのが、RC壁の重量も考慮すること。 伏図を見ていて、書かれていなくても、下の階に壁がついている場合が …

柱の軸方向変形の考慮がよくわからない

普段、構造計算に使っている一貫計算ソフトは、マトリックス変位法が用いられています。 たわみ角法や、固定法では曲げ変形しか考慮できませんが、 マトリックス法では、曲げ変形、せん断変形、軸変形(軸方向の変 …

no image

集合住宅の床衝撃音

集合住宅の上下階の騒音問題って結構あるんですかね。 ついこないだ、アパートで騒音問題がらみの殺人事件もありました。 (私も一時期集合住宅に住んでいたことはありますが、音を気にしたことはありません。たま …

no image

耐震壁のせん断剛性低下率β

平19国交告第594号第2が出てから、 部材応力は弾性状態にあるものとして計算すること。になりました。 黄色本では、 長期及び短期の応力算定における原則は、鉄筋コンクリート造の部材の剛性をひび割れ前の …

ブログ内検索

よく読まれてる記事

よく読まれてる記事