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アスベストはどこに使用されていたか

Last updated on 2023年7月19日

改修工事や解体工事で問題となるアスベスト。

アスベストというと鉄骨造の耐火被覆・断熱材というイメージが強いですが、その他にもいろいろ使われていたようですね。

概要

石綿の繊維1本は直径0.02-0.35 μm(髪の毛の5,000分の1)程度である。耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性に非常に優れ、安価であるため、「奇跡の鉱物」として重宝され、建設資材電気製品自動車、家庭用品等、様々な用途に広く使用されてきた。しかし、空中に飛散した石綿繊維を長期間大量に吸入すると肺癌中皮腫の誘因となることが指摘されるようになり「静かな時限爆弾」と呼ばれるようになった。以降、代替品としてグラスウール(ファイバーグラス)やセラミックファイバーが用いられる傾向にある。

(wikipedia 石綿 より)

ほとんどが建設資材用だったようですが、電化製品や自動車、家庭用品などにも使われていたようです。

目的は、

  • 鉄骨造の耐火被覆用
  • 断熱用
  • 吸音用

等であり、ボイラーなど建築設備や空調設備のダクトなどの継目部分にも使われていたようです。

また、外装材としても使用されていて、アスベストが含まれていた石綿スレートや石綿セメントサイディング等があります。

鉄筋コンクリート造だからといって、アスベストの心配がないというわけではないんですね。

 

【参考サイト】

アスベストに関する基礎知識 京 安心すまいセンター

アスベストとは? 独立行政法人 環境再生保全機構

アスベストの用途 アスベスト・じん肺支援 福井センター

アスベストが含まれている住宅建材の種類 大光株式会社

民間建築物のアスベスト点検・管理マニュアル 東京都環境局

アスベストQ&A 使用状況・実態 東京都環境局

目で見る アスベスト建材(第2版) 国土交通省

アスベスト対策Q&A 国土交通省

石綿含有建材データベース 国土交通省・経済産業省

 

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