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沈下について

即時沈下‥透水性の高い砂質土に生じ、荷重が加わると同時に土中の水が移動し沈下は早期に終了する。
即時沈下は比較的表層部の弾性変形と考えられ、小規模建築物のような荷重度が小さい場合、問題となることはほとんどない。
小規模の場合、表層部の支持力の検討が即時沈下の検討を兼ねているとみなせる。

圧密沈下‥増加荷重により土中の間隙水が長時間を経て排水され、結果として体積が減少する沈下。
主に、軟弱な沖積粘性土や高有機質土などに生じその影響は大きい。二次圧密沈下にも注意。

■圧密沈下について
沈下の有無は、有効上載圧と圧密降伏応力(圧密試験の結果)の大小で決まる。

⓵圧密未了‥有効上載圧 > 圧密降伏応力
増加荷重がなくとも沈下が生ずる。軟弱地盤上の盛土直後の地盤などにみられる。

⓶正規圧密‥有効上載圧 = 圧密降伏応力
建物荷重が載荷されることで、建物荷重分の沈下が生ずる。干拓地とか軟弱地盤に盛土して時間のあまり経過していない造成地などに存在する。

⓷過圧密‥有効上載圧 < 圧密降伏応力
沈下は生じない。
ほとんどの沖積層は過圧密の状態にあり、小規模建築物程度であれば、わずかでも過圧密であると沈下は生じにくい。

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