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蟻鱒鳶ル

Last updated on 2019年7月25日

久々にいい本に出会いました。

たまたま近所のツタヤで見かけて、
「あれ?ちょっと高くなーい?」
って思ったけど、自力でビルを建てられてるのはネットで知ってて、気になってたので^ ^
その名も、蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)。面白い名前ですよね。

近所のホームセンターで買ったセメントを使われている理由や、あの特徴的なデザインのルーツなど…
正直、読む前はちょっと変わった人なんだろうなって思ってたんですが、全然そんなことはなかったです^_^;

文章もとても面白くて、岡さんが楽しんで作ってるのが伝わってきて…こっちも熱い気持ちにさせられました。
ただの苦労話ではなくて、
コンクリート建築の施工の問題点だったり、コンクリートの良さだったり、
近代建築(モダニズム)が生まれた理由や、その後のポストモダニズム、デコンの流れなど
建築についての勉強にもなりました。

セルフビルドといえば、高知に有名な「沢田マンション」がありますが、
蟻鱒鳶ルを建てられる前に、岡さんが沢田マンションを見に来られたエピソードも書かれていました^^

沢田マンションは施工を全てセルフビルドでやられたものではないのですが、
岡さんの蟻鱒鳶ルは、友人に手伝ってもらっているとはいえ、業者に頼んだりはされていないようなので
完全なセルフビルドみたいですね。
このビル、「即興」の建築だから、なんと設計図がないんだそうで( ゚Д゚)
「それで確認申請おりたの?」とか「構造計算はしてるの?」って気になりますが、
確認申請については、なんというか…まぁうまくやられているようです。(ネットで書かれていました。計画変更とかもできますからね)
構造計算もちゃんとされているようでひと安心ですε-(´∀`*)ホッしかも有名な構造家さんやないかっ( ゚Д゚)
(別に有名でなくてもいいんですよ。私みたいな無名な構造設計者の一人でもちゃんとやりますから(汗)

RC4階建てなんて、少年が空き地に秘密基地を作るようなモチベでは到底建てられませんが、
岡さんの原点はそこだったそうで。とてもエネルギーと才能にあふれる方なんだなぁ…と感動しました。

僕にはいまのところセルフビルドをやる勇気も資金もありませんが、
構造設計は楽しんでやりたいと思っています。
そのためには、いろんな経験、勉強が必要ですね。
 

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