まちの構造屋さん

建築設計、おもに構造設計についての備忘録など。 ご意見・ご質問などコメントお待ちしております ♪(ページ右上にあります)

法規

ペントハウスは階数に含まれないか?

投稿日:2017年4月17日 更新日:

ペントハウスは階数に含まれないか。たまにこれが問題になります。

鉄骨造の場合、階数によってルート判定が変わってくるため、ペントハウスが階に含まれるかどうかが重要になってくるからです。

また、ペントハウスが階に含まれると、層間変形角や剛性率が問題になってきます。

なので、ルート1(1-1or1-2)でできるものならルート1で設計したいところ。

 

「階数」への算入が除外されるもの…(建築基準法施行令第2条第1項第八号に定義)

・昇降機塔などの建築物の屋上部分・地階の倉庫、機械室で、水平投影面積が建築面積の8分の1以下のものその他、

・屋上に設置するのがやむを得ない場合の機械室

・ペントハウスや地下ピット(通常、算入されないことが多い)

※屋上の倉庫や通常の広さを超えるエレベーターホールなどは階数に算入される。

※「建築面積の8分の1以下」という検討対象は水平投影面積であり、床面積ではない。そのため、庇などの部分も検討対象となる。

※保守点検や非常時に限らず通常使用される階段室や駐車場などを屋上に設ける場合、特定行政庁によっては階数に算入するよう求められる場合がある。

これだと、屋上を物干場として使うために設けた階段室は階数に含まれそうですね。

たまに屋上でバーベキューパーティなんかをするための階段室はどうなんだろう…常時使うわけじゃないから含まれないのかな。そこらへんは建築主事の判断によるんでしょうかね。

★屋上の階段室が申請上は階扱いになる場合でも、適判員によっては、構造計算上はペントハウス扱いにしてもよいと判断される場合があるそうです^^;

 

(参考文献)

・検査員が明かす 建築確認の誤解 申請が「すんなり通る」100のツボ,NA一生BOOK,2013,7.29

1+
いいね! 0
読み込み中...





  

-法規

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

塀、工作物、設備などの地震力

塀、広告塔なども規模が大きくなると構造計算で安全性を確認する必要があります。 地震力の設定について整理しておきたいと思います^^ ⓵補強コンクリートブロック造の塀(告示 平12建告第1355号)‥黄色 …

no image

減築する場合に建築確認は必要か。構造の既存遡及は?

以下、参考文献より部分的に(ちょっとだけ)抜粋させていただきました。   減築する場合、「大規模の修繕」に該当しない場合は原則、建築確認不要。 減築であっても、例えば階数を1層減らし、従前が …

建築基準法 第1条 公共の福祉とは?

2020年版の法令集を購入して、昨日やっとライン引きが終わりました。 ここ何年か、購入するかどうか迷って結局買わずじまいなことが続いていたのですが、 今年は防耐火関係の改正内容が反映されたので、買い時 …

no image

地震地域係数について

積載荷重一覧表

各種基準による積載荷重の一覧表を作ってみました。 スマホからご覧の方は、スマホを横向きにするとすべて表示されるようになります。 できるだけ元の文献の表現を変えないようにまとめましたが、表を見やすくする …

ブログ内検索

2017年4月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

スポンサーリンク



ブログの更新をメールで通知

✉ブログの更新をメールでお知らせ↓

NEW!! 2020年版発売されました

スポンサーリンク