Last updated on 2020年4月23日
昨日の記事のおわりに、
「また、問題の梁は、左側は梁で、右側の梁は回転バネだと考えることもできる。と思います^^;」
と、書きましたが、回転バネと考えることもできます。
上の図は、昨日の問題の答えの、左側の梁のM図です。
これは両端ピンの梁の右側にモーメント荷重がかかっている状態と同じですね。
下の図は、このM図と同じになるように、右端を回転バネにした梁です。
この回転バネの回転剛性 K(回転ばね定数)はいくらになるでしょうか?
答えは↓へどうぞ。
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上の図は、昨日の梁を1スパンずつに分けたものです。
右の梁はMによって節点角θだけ回転します。
この時のθは、弾性曲線方程式(たわみ曲線の微分方程式ともいう)やモールの定理などによって求めることができ、
θ=ML/(3EI)
となります。
M=K・θより、
K=M/θ=3EI/L (N・m/rad)
が答えです。
このように、控えの梁は、回転バネに置き換える事ができます。
また、回転バネを、控えの梁に置き換える事もできます。
(ただし、梁の曲げ変形だけを考慮した場合に限ります)
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