Last updated on 2023年6月14日
■杭の最小間隔…施工性と支持力への影響を考慮して下記の値となっている。
杭間隔が小さい場合は群杭の影響を考慮する。
施工性、支持力や変位量の妥当な評価が可能であれば、上記の値にこだわる必要はない。
■へりあきの目安
打込み杭:杭頭径の1.25倍以上(杭頭閉端断面としての支圧応力度が、長期で50kg/cm2程度の場合)
埋込み杭:杭頭径の1.0倍以上(同じく33kg/cm2程度の場合。42kg/cm2程度の場合は、この中間程度とする)
【基礎指針1988年版より】
となっているが、埋込み杭のへりあきは慣例で1.25倍以上が採用されている。
現在の基礎指針には記載されていない。
■パイルキャップのせい
杭頭埋込み長さ100mm(拡底杭などは別途規定)+杭頭補強筋の定着長+かぶり厚
■パイルキャップ底~地中梁底
最低150mm(拡底杭などは別途規定)、200~250mmとする。
■杭頭補強筋はフーチング内で折曲げ定着してよいか?
これは、設計規準に明確には記載されていないと思います。
直線定着させるに越したことはないと思いますが、直線定着長が確保できない場合、
一般的には、RCの主筋定着の規定に準じて、フーチング厚の半分以上は直線定着させ、90度に折り曲げ後の余長8dを確保されているそうです。
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