Last updated on 2017年3月21日
Aさん「お仕事は何をされてますか?」
と聞かれたとき、構造設計者の皆さんはどう答えられていますか?
僕は、こんな風に言ってます。
僕「建築設計です。といっても、構造設計というものをしてます。」
Aさん「構造設計??」
僕「一般的なデザインをする仕事ではなくて、地震が来ても大丈夫なように、計算して骨組の大きさを決めたりする仕事です。そこにある柱とか梁とかの大きさですね」
ちょっとめんどくさい気もしますが、あまり一般的に知られている仕事ではないのでこうなるのも仕方ないかなと。(もっとスマートな言い方があれば、コメント欄にでも書いていただけるとありがたいです^^)
実際には、骨組の大きさだけでなく、
設計の初期段階では、骨組の配置や、種別(鉄筋コンクリート or 鉄骨 or 木)も考えます。
鉄筋コンクリート造であれば、コンクリートの断面の大きさの他に、中にある鉄筋の太さ、本数なども決めます。
鉄骨造であれば、骨組の大きさだけでなく、接合部をどんな形にするのかも重要になってきますね。
ちょっと細かい話になりましたが、大まかにいうならば、
意匠設計者が思い浮かべる建物をそのまま建てようとすると、施工不可能だったり、壊れたりする恐れがあって、実現できないことがある。それを実現させるためにお手伝いをするのが構造設計者の仕事。
という感じでしょうか。
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